2016年2月28日日曜日

サラリーマンも確定申告しよう!

確定申告はお早めに

毎年2月になると、確定申告のCMやポスターでこのフレーズを見かけることが多くなると思います。

サラリーマンは年末調整によって確定申告と同様の処理を会社にやってもらってますので、通常はご自身での確定申告は不要です。ただし、サラリーマンでも住宅ローン控除を受ける場合や副業収入がある場合はご自身で確定申告が必要です。どんな場合に確定申告が必要なのかは国税庁のページに記載されています。

そして国税庁の情報以外で、サラリーマンでも確定申告したほうが良い場合があります。それは、

勤務先がブラック企業で年末調整の還付金を横領される可能性があるサラリーマン

私のことなんですけどね。私は2014年の年末調整還付金を未だに会社から受取っていません。そのため、2015年は年末調整をしないように会社に要求しました。

年末調整しない場合は「年調未済」と摘要欄に記載された源泉徴収表が発行されます。その源泉徴収表で確定申告すれば、勤務先会社を通さず税務署から直接個人の口座に還付金が振り込まれます。通常の年末調整だと還付金相当額が一時勤め先の預かり金となり、その際に横領される可能性がありますので、確定申告で直接還付してもらうほうが確実に還付金を受取れます。還付金額をごまかされる心配もありません。

確定申告というと、難しい・手間がかかるといったイメージを持たれている方も多いかもしれません。しかし、サラリーマンが年末調整用の書類を記入するよりも、確定申告のほうが簡単です。確定申告用の書類は国税庁のWebページの確定申告書等作成コーナーで非常に簡単に作成することができます。

サラリーマンが自身で確定申告することのデメリットは、年末調整で還付金を受取るよりも入金が遅くなる、確定申告用の書類を送るための郵送費用(数百円程度)がかかる、会社から何らかの疑いを掛けられる、などです。

ですから、通常の健全な会社にお勤めなら年末調整のほうが良いです。あくまで、私のような悪質なブラック企業にお勤めの方の横領被害の防衛策として、ご自身での確定申告をおすすめします。

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