2016年2月5日金曜日

繰り上げ返済するとき注意することは?

皆様は繰り上げ返済されてますか?

私はお金に余裕があるときは毎月少しずつ繰り上げ返済してます。

繰り上げ返済するときに考慮すべきことは、
  1. 最低金額
    ローン会社によって異なります。繰り上げ返済金額が1円からの場合もあれば、最低100万円必要な場合もあります。
  2. 手数料
    ローン会社によって異なります。無料の場合もあれば、1万円ほど必要だったりする場合もあります。
  3. 手続き方法
    ローン会社によって異なります。インターネットで手続きできる場合もあれば、窓口まで出向いて書類の提出が必要な場合もあります。
  4. 期間短縮型か返済額軽減型か
    ローン期間を短くできるのが期間短縮型、毎月の返済額を少なくできるのが返済額軽減型です。
  5. 住宅ローン減税の還付額との比較
    どちらを重視すべきか分かりにくいので、ローンを組んでいる銀行などでシミュレーションしてみましょう。
  6. 住宅ローン減税の期間
    住宅ローン減税を受けられる期間は10年です。繰り上げ返済でローン期間が10年未満になると住宅ローン減税も10年未満になります。

上記1,2,3はローン会社に依存する条件です。もしこれからローンを組まれる方は金利以外に1,2,3のような条件も考慮してローン会社を決めましょう。
すでにローンを組んでいる方は1,2,3の条件内で有利な繰上げ返済をしましょう。手数料が高かったり手続き方法が面倒な場合は、繰り上げ返済の回数を少なくするために1度に多くの額を返済しましょう。最低金額・手数料・手続き方法の負荷が小さい場合は、小さい額でもなるべく早く繰り上げ返済しましょう。

4の期間短縮と返済額軽減については、私のおススメは期間短縮型です。返済額軽減型は結構な額を繰り上げ返済しても毎月返済額が思ったほど小さくなりません。期間短縮型は小額でもローン期間が数ヶ月・数年単位で減ってゆき効果が実感しやすいです。

5,6の住宅ローン減税の兼ね合いは正確にお得な方法は各々のローンの条件でシミュレーションしないと分かりにくいです。ただし、基本的な考え方は簡単です。繰り上げ返済は今もってるお金を手放して将来のお金の負担を減らすためのものです。住宅ローン減税はすぐに還付金を受取れます。お金が必要なのは今なのか将来なのか、これが分かればどちらを重視すればよいか分かると思います。

もし、近い将来にお金が必要でそのお金を貯金で賄えないなら、繰上げ返済せずに近い将来の出費に備えましょう。繰り上げ返済は使う予定の無いお金で行うのが原則だと思います。

私は住宅ローンを組む前は貯金が趣味で、毎月増えてゆく貯蓄額をみてニヤニヤしてました。今は繰り上げ返済してローン期間や総支払額が減ってゆくのを見てニヤニヤしてます(^ ^;

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